製品概要

機能と利点

  • ADIN2111:2ポートの産業用10BASE-T1Lスイッチ
  • 電源転送
  • 電源フェイルセーフ回路
  • Arm® Cortex®-M4内蔵

製品概要

EVAL-ADIN2111D1Zは、電源とデータの両方をデイジー チェーン接続できるように設計されたコンパクトな評価ノード・ボードで、ADIN2111 2ポート10BASE-T1LスイッチとMAX32690マイクロコントローラを搭載しています。

このボードには、ローカルで電源を供給することも、回線経由の電源が利用可能な場合は10BASE-T1Lデータ・ラインから電源を供給することもできます。また、デイジーチェーン・ネットワーク内のノードの電源が失われた場合でも通信を確保できるフェイルセーフ回路も搭載されています。

このボードには、オンボード温度センサと、外部センサ用のI2C、SPI、UARTコネクティビティを統合したPMODコネクタが搭載されています。

ADIN2111の詳細な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADIN21116のデータシートに記載されています。EVAL-ADIN2111D1Z評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADIN2111のデータシートを参照してください。

はじめに

必要な装置

  • EVAL-ADIN1100EBZまたはDEMO-ADIN1100D2Z評価用ボード・メディア・コンバータ
  • シングル・ペア・ケーブル(コネクタに適合する最大1.5mm2/AWG 16)
  • 5V~58V DC電源(オプション)
  • 管理、監視、診断用のUSBインターフェースを備えたホストPC