MAX22192
新規設計に推奨オクタル(8回路)産業用デジタル入力、診断機能およびデジタル絶縁内蔵
小型デジタル入力デバイス、8産業用入力を絶縁型シリアルSPI出力に変換
製品の詳細
- 高集積によってBOM数と基板スペースを削減
- シリアライザを備えた8つの入力チャネル
- 絶縁内蔵(VISO):600VRMS (60秒)
- フィールド電源(7V~65V)から直接動作
- 1.8V、3.3V、または5Vロジック対応
- GQFNパッケージ(6mm × 10mm)
- 消費電力および発熱の削減
- 高精度入力電流制限
- フィールド側エネルギーレスLEDドライバ
- 内蔵診断機能による耐障害性
- 最大±40Vの入力保護、低入力リーク電流
- 断線検出
- フィールド電源電圧モニタ内蔵
- 過熱モニタ内蔵
- 5ビットCRCコード生成によるエラー検出
- 設定の自由度によって広範囲のアプリケーションを実現
- 設定可能なIEC 61131-2 Type 1、2、3入力
- 設定可能な入力電流制限:0.5mA~3.4mA
- 選択可能な入力グリッチフィルタ
- 絶縁型SPIを共有する他のフィールド側デバイスのデイジーチェーンが可能
- 堅牢な設計
- ±8kV接触ESDおよび±15kV気中ESD (1kΩ (min)の抵抗を使用)
- ±1kVサージ耐性(1kΩ (min)の抵抗を使用)
- 周囲動作温度:-40℃~+125℃
MAX22192は、IEC 61131-2に準拠した産業用デジタル入力デバイスで、デジタル絶縁を内蔵しています。MAX22192は8つの、24V電流シンク、産業用入力を、1.71V~5.5Vロジック電圧とインタフェースする絶縁型のシリアライズされたSPI対応出力に変換します。電流設定抵抗によって、MAX22192をType 1、Type 2、またはType 3入力に設定することができます。近接スイッチ用に、断線検出機能を使用してフィールド配線の確認が行われます。断線検出がイネーブルされている場合、入力電流が20ms以上にわたって断線スレッショルドを下回るとアクティブローLFAULT出力がアサートされレジスタフラグがセットされます。アクティブローLFAULTをアサートするその他の診断には、過熱保護、低24Vフィールド電源、24Vフィールド電源喪失、およびCRC通信エラーなどがあります。
産業環境での堅牢な動作のために、各入力は設定可能なグリッチフィルタを内蔵しています。各チャネルのフィルタ遅延は、50µs~20ms の範囲の8つの値の1つに個別に、またはフィルタバイパスに設定可能です。
MAX22192は絶縁型4ピンSPIインタフェースを備え、さらに絶縁型アクティブローLLATCH入力を使用してパラレル接続の複数デバイスにわたる入力データを同期化し、絶縁型アクティブローLFAULT出力を使用して診断で問題のあったホストに瞬時に警告を発します。Lで始まる名前のデジタル信号はロジック側信号で、Fで始まる名前のデジタル信号はフィールド側信号です。
MAX22192のフィールド側は、VDD24F端子への7V~65Vの単一電源を許容します。フィールド電源によって給電される場合、MAX22192は内蔵LDOレギュレータからVDD3F端子上に3.3V出力を生成します。このレギュレータはMAX22192への給電に加えて外部負荷に最大25mAの電流を供給可能です。あるいは、VDD3F端子に接続した3.0V~5.5V電源からMAX22192に給電することも可能です。MAX22192のロジック側はVDDL端子への1.71V~5.5V単一電源から給電され、1.8V、3.3V、または5Vロジックレベルとインタフェースします。
MAX22192は600VRMS (60秒)の絶縁定格を備え、沿面および空間距離が2.3mmの70ピンGQFNパッケージで提供されます。パッケージ材料の比較トラッキング指数(CTI)は600V (min)で、クリーページ表のグループIに分類されます。
アプリケーション
- 産業用オートメーション
- プロセスオートメーション
- プログラマブルロジックコントローラ
ドキュメント
データシート 1
デザイン・ノート 1
技術記事 1
安全性および規制遵守 1
ビデオ 1
安全性および規制遵守 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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デジタル & アナログI/O 1 | ||
MAX22190 | 製造中 | オクタル(8回路)産業用デジタル入力、診断機能内蔵 |
評価用キット
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