ADL5356
製造中止バランスド・ミキサー / LOバッファ / IFアンプ / RFバラン、1,200MHz~2,500MHz、デュアル
- 製品モデル
- 1
- 1Ku当たりの価格
- 価格は未定
製品の詳細
- RF周波数範囲:1,200MHz~2,500MHz
- IF周波数範囲:30MHz~450MHz
- パワー変換ゲイン:8.2dB
- SSBノイズ指数:9.9dB
- 5dBmブロッカーでのSSBノイズ指数:21dB
- 入力IP3:31dBm
- 入力P1dB:11dBm
- 標準LOドライバ:0dBm
- シングルエンド50ΩのRF入力ポートとLO入力ポート
- 高いアイソレーションを備えたSPDTのLO入力スイッチ
- 単電源動作3.3V~5V
- 6mm×6mmの露出パドルつき36ピンLFCSPパッケージを採用
ADL5356は、シングルエンド動作が可能なRFおよびLOバランス回路を内蔵した、高い直線性、ダブル・バランスされたパッシブ・ミキサー・コアを用いています。ADL5356はRFバランを採用しているため、1,200MHz~2,500MHzのRF入力周波数範囲にわたって最適な性能を発揮します。性能は、1,700MHz~2,500MHzのRF周波数帯ではローサイドLOを、1,200MHz~1,700MHzのRF周波数帯ではハイサイドLOを、用いることで最適が計れます。バランスの取れたパッシブ・ミキサ・アレンジメントによって、優れたLOからのRF信号のリーケージ、標準で-35dBm以上、と相互変調性能を提供します。極めて高い入力リニアリティを備えているこのバランスされたコアは、ダイナミック性能の劣化を招く可能性があるような、インバンドのブロッキング信号において要求の厳しい携帯電話用アプリケーションで使うことができます。高い直線性のIFバッファ・アンプがパッシブ・ミキサー・コアの後ろに配置されており、標準8.2dBのパワー変換ゲインを備えており、幅広い出力インピーダンス範囲で使うことができます。
ADL5356は2つのスイッチされるLO経路を提供していますので、2つの局部発振器(LO)間を瞬時にスイッチすることが必要なTDDアプリケーションで使うことが可能です。LO電流は外部の抵抗器を使って設定できるので、希望の性能レベルで相応のDC電流を最小化できます。低電圧アプリケーションでは、ADL5356は大幅に電流が軽減される3.3Vまでの低い電圧で動作することができます。低電圧動作の下では、追加のロジック・ピンで、必要に応じて回路をパワーダウン(300μA以下)することができます。
ADL5356は高性能ICプロセスのBiCMOSを使って製造されています。この製品は小型6mm×6mm、36ピンLFCSPパッケージで供給されており、-40~+85℃の温度範囲にわたって動作します。評価用ボードも入手可能です。
アプリケーション
- 携帯電話基地局での受信装置
- 伝送監視用受信装置
- 無線リンク・ダウン・コンバータ
ドキュメント
データシート 1
アプリケーション・ノート 2
製品選択ガイド 1
リファレンス設計 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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ADL5356ACPZ-R7 | 36-Lead LFCSP (6mm x 6mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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該当なし | ||
4 29, 2015 - 14_0049 Conversion of 6x6mm and 7x7mm LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to Amkor Philippines |
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ADL5356ACPZ-R7 | 最終販売 | |
5 22, 2012 - 12_0063 Conversion of Select Sizes of LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to ASE-Korea. |
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ADL5356ACPZ-R7 | 最終販売 | |
4 24, 2020 - 20_0023 Obsolescence of Generics ADL53XX and ADL58XX |
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ADL5356ACPZ-R7 | 最終販売 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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AD8351 | 製造中 | 差動アンプ、低歪み、RF / IF用 |
PLL Synthesizers 3 | ||
ADF4351 | 新規設計に推奨 | 広帯域シンセサイザ、VCO内蔵 |
ADF4106 | 製造中 | PLL周波数シンセサイザ、6GHz、整数N |
ADF4153A | 新規設計に推奨 | 周波数シンセサイザ、フラクショナルN |
可変ゲイン・アンプ(VGA) 3 | ||
AD8370 | 製造中 | 可変ゲイン・アンプ、デジタル制御、750MHz |
AD8375 | 製造中 | VGA、IF段、超低歪み |
ADL5336 | 製造中止 | VGA(可変ゲイン・アンプ)、IF用、カスケード接続可能、プログラマブルRMS検出付 |
差動アンプおよびADC用ドライバ 2 | ||
AD8352 | 新規設計に推奨 | 差動アンプ、2GHz、超低歪み、RF/IF用 |
ADL5561 | 新規設計に推奨 |
RF/IF用差動アンプ、超低歪み、2.9GHz |
ツールおよびシミュレーション
ADIsimRF
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
ツールを開くADIsimPLL™
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
ツールを開く評価用キット
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