製品概要
機能と利点
- ADA4523-1用の全機能内蔵型評価用ボード
- 効率的な試作が可能
- ユーザ定義の回路構成
- エッジ・マウントSMAコネクタを装備
- 低消費電力アプリケーション向けのシャットダウン機能
製品概要
EVAL-ADA4523-1ARMZを使用して、8ピン・マイクロ・スモール・アウトライン・パッケージ(MSOP)のシングル・チャンネル・オペアンプADA4523-1の評価を行うことができます。この評価用ボードのADA4523-1は、ゲインが101の非反転アンプとして設定されています。ADA4523-1のゲイン帯域幅積(GB積)の代表値は4MHzです。101のゲインを使用する場合、ADA4523-1の使用可能な帯域幅はおよそ39.6kHzに制限されます。この帯域幅制限は、ADA4523-1の330kHzの内部チョッピング周波数によって生成されるアーティファクトを緩和する、ローパス・フィルタとして作用します。
EVAL-ADA4523-1のレイアウトは反転入力と非反転入力に接続されるノードの構築に注意が払われているため、ADA4523-1の最大オフセット電圧より大きなオフセット電圧を引き起こす、パターンと部品の熱電対効果が軽減されています。ADA4523-1には、低消費電力アプリケーション向けにシャットダウン・モードも備わっています。EVAL-ADA4523- 1ARMZには、SDピンおよびSD_COMピン用テスト・ポイントが装備されており、シャットダウン機能を容易に使用できます。
EVAL-ADA4523-1ARMZは、バイパス・コンデンサを除き単純な取り付けが可能となるよう、主として0805サイズの抵抗とコンデンサで構成されています。ADA4523-1の最大電源電圧が55Vであるため、10µFのバイパス・コンデンサ(C1とC4)は高電圧定格に対応できるよう、2220のパッケージ・サイズとなっています。ADA4523-1の詳細については、ADA4523-1のデータシートを参照してください。このデータシートは、EVAL-ADA4523-1ARMZの使用時に、本ユーザ・ガイドと併せて参照する必要があります。
必要な装置
- デュアル出力電源
- 信号発生器
- オシロスコープ
- バナナ-グラバ・ケーブル3本
- SMA-BNCオス・ケーブル2本
対象となる製品
はじめに
EQUIPMENT NEEDED
- Dual output power supply
- Signal generator
- Oscilloscope
- 3 banana jack to grabber cables
- 2 SMA to BNC male cables