MAX9965
クワッド、低電力、500Mbps ATEドライバ/コンパレータ
製品の詳細
- 小型実装面積:0.4in²、4チャネル
- 低電力消費:1チャネル当り975mW (typ)
- 高速:500Mbps (3VP-P時)
- 小さいタイミングのばらつき
- 広い動作電圧範囲:-1.5V~+6.5V
- アクティブ終端(第3レベル駆動)
- 低リークモード:15nA (max)
- 内蔵クランプ回路
- 大部分のロジックファミリと容易にインタフェース可能
- ディジタルプログラマブルスルーレート
- 終端抵抗を内蔵
- 小さい利得/オフセットエラー
MAX9965/MAX9966は4チャネル、低電力、高速、ピンエレクトロニクス用ドライバ/コンパレータICで、チャネルごとに3レベルのピンドライバ、コンパレータ、および可変クランプ回路を内蔵しています。MAX9965/MAX9966はMAX9963/MAX9964に類似していますが、ウィンドコンパレータのばらつきを大幅に低減し、精度を向上しています。ドライバは広い電圧範囲と高速動作が特長で、ハイインピーダンスおよびアクティブ終端(第3レベル駆動)モードを備え、低電圧スイングの場合でも高リニアです。デュアルのバイポーラトランジスタ構成のコンパレータは、入力状態が大きく変化してもばらつき(タイミング誤差)が小さくなっています。デバイスがハイインピーダンスレシーバとして設定されている場合は、内蔵のクランプ回路が高速DUT波形のダンピングを行います。ECL、LVPECL、LVDS、およびGTLレベルとコンパチブルな高速差動型制御入力が、チャネルごとに用意されています。コンパレータ出力はECL/LVPECLまたはフレキシブルなオープンコレクタ出力を使用することができます。
Aグレードバージョンは、ドライバおよびコンパレータが高マッチングの利得/オフセット特性を持つため、コストを重視するシステムにおいてリファレンスレベルを複数チャネル間で共有することができます。チャネルごとに個別のリファレンスレベルを備えるシステム設計の場合は、Bグレードバージョンを低コストで使用することができます。
高速入力に内蔵したオプションの抵抗はLVDS入力の差動終端となり、またオープンコレクタコンパレータ出力に内蔵したオプションの抵抗はプルアップ電圧を与え、送信側終端となります。これらの機能を持つMAX9965/MAX9966を使うことによって、回路基板上のディスクリート部品点数が大幅に削減されます。
MAX9965/MAX9966の動作範囲は-1.5V~+6.5Vで、チャネル当りの電力消費はわずか975mWです。
これらの製品は、100ピン、14mm x 14mmボディ、0.5mmピッチのTQFPパッケージで提供され、放熱効果の高い8mm x 8mmのダイパッドがパッケージの表面(MAX9965)または裏面(MAX9966)に装着されています。MAX9965/MAX9966は、+60℃~+100℃の内部チップ温度範囲での動作が保証され、チップ温度モニタ出力を備えています。
アプリケーション
- 低コストミックストシグナル/システムオンチップテスタ
- メモリテスタ
- パターン/データ生成プログラム
- 構造テスタ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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