MAX5996A
製造中パワー・テレメトリおよび電力/電流制限機能を備えたIEEE 802.3bt準拠の受電デバイス
パワー・テレメトリおよび電力/電流制限機能を備えた90W絶縁型スイッチ内蔵のPoE PD
製品の詳細
- 高精度のパワー・テレメトリ(特許申請中)
- 定電力/定電流制限(特許申請中)
- LLDP電力/電流レベル指示(特許申請中)
- IEEE802.3bt準拠
- 90W絶縁型スイッチを内蔵
- マルチ分類
- マルチイベント電力レベル指示
- シンプルなACアダプタ・インターフェース
- 起動時の突入電流制限
- 通常動作時の電流制限
- 過熱保護
- AutoClass
- グリーンMPSを選択可能
- インテリジェントMPS(特許US9152161)
- 5mm × 5mmの16ピンTQFN
MAX5996A/MAX5996B/MAX5996Cは、検出シグネチャ、分類シグネチャ、起動時の突入電流を制御する内蔵パワースイッチによって、IEEE® 802.3af/at/bt規格の要求を満たすフル機能の受電デバイス(PD)用インターフェースをPoE(Power-Over-Ethernet)システムに提供します。このデバイスは起動時に電流を135mAに制限しますが、パワーMOSFETが完全にエンハンスされると、より大きい電流制限値に切り替わります。このデバイスは、マルチイベント分類、インテリジェントMPS、Autoclass、およびパワー・オン/オフ時にグリッチのない遷移を保証する広いヒステリシスとデグリッチ時間を持つ入力UVLOなどの機能を備えています。また最大100Vの入力電圧に耐えることができます。
このデバイスは、ACアダプタ電源の存在を検出してPoE電源からACアダプタへスムーズに切り替えることができます。更に、パワーグッド(PG)信号、2ステップ電流制限、フォールドバック制御、過熱保護などの機能も備えています。
インテリジェント電力維持シグネチャ(IMPS)機能は、ポート電流を検出することによってMPS電流を自動的にイネーブルすることができます。Autoclass機能は、PSEによるPDへの電力割り当ての最適化を可能にする高度な機能を備えたアプリケーションをイネーブルするために使用します。
DC/DCコントローラICを使用する場合のMAX5996Cの特長は、ポートの電力/電流消費量がPSEの電力/電流制限値に達したときに定電力/定電流制限機能を使用できることです。マルチイベント指示機能は、7つの異なるシナリオでPSEからPDに割り当てられる電力レベルを示すパターン信号を提供し、高精度のリアルタイム電力テレメトリ・レポートを行います。また、MAX5996CのLLDPピンを使用すれば、システム・マイクロコントローラから電力/電流制限設定を読み出して、分類プロセスからの電力/電流制限値を上書きすることができます。
MAX5996A/MAX5996B/MAX5996Cは、16ピンの5mm x 5mm TQFNパワー・パッケージで提供されます。これらのデバイスの定格値は-40°C~125°Cの温度範囲で規定されています。
アプリケーション
- ビルオートメーション
- IEEE 802.3bt受電デバイス
- 照明
- スモール・セル、ピコ・セル
- VOIP電話、IPセキュリティ・カメラ
- ワイヤレス・アクセス・ポイント
ドキュメント
ビデオ 1
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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