DS2505
製造中16Kbアドオンリーメモリ
製品の詳細
- 16384ビットの電気的にプログラム可能な読取り専用メモリ(EPROM)と信号1本とグランドによる安価なインタフェースを使って通信可能
- 出荷時レーザを使って書き込まれた試験済みの、固有の64ビット登録番号(8 ビットファミリコード+ 48ビットシリアル番号+ 8 ビットCRCテスタ)によって同一登録番号がないため、絶対追跡が可能
- 内蔵のマルチドロップコントローラが他の1-Wireネットワーク製品とのコンパチビリティを保証
- ランダムにアクセス可能なパケット化データレコードとするために64 x 256ビットページに分割されたEPROM
- 不正書換えを防ぐために各メモリページの恒久的な書込み保護が可能
- デバイスは、書込み済みのデータに影響を及ぼすことなく追加データをEPROMにプログラムすることが可能な「アドオンリー」メモリ
- 古いページを新たにプログラムされたページで置き換えることによってデータをパッチすることが可能なソフトウエアアーキテクチュア
- 制御、アドレス、データ、電源、およびプログラミング信号を単一データ端子に統合
- マイクロプロセッサの単一ポート端子に直接接続して最高16.3kbpsで通信
- 8ビットファミリコードが読取り装置に対してDS2505の通信要件を規定
- 読取り装置が初めて電圧を印加したことをプレゼンス検出器が応答
- 低コストTO-92、または6ピンTSOC表面実装型パッケージ
- 2.8V~6.0V (-40℃~+85℃)の広い電圧範囲で読取り可能、11.5V~12.0V (-40℃~+50℃)でプログラミング
16KbアドオンリーメモリのDS2505は、このデバイスが関わる製品の関連情報を識別して保存します。このロットまたは製品固有の情報は、マイクロコントローラの単一ポート端子など、最小限のインタフェースによってアクセスすることができます。DS2505は、固有の48ビットシリアル番号、8ビットCRC、および8ビットファミリコード(0BH)からなる出荷時にレーザで書き込まれた登録番号ならびに16KbのユーザプログラマブルEPROMから構成されます。DS2505のプログラミングと読取りに必要な電源はすべて1-Wire®通信ラインから供給されます。データは、1本のデータラインとグランドリターンのみを必要とする1-Wireプロトコルによってシリアルに伝送されます。デバイス全体はプログラムすることができ、また必要に応じて書込み保護が可能です。別の方法として、デバイスは、新たなデータを既存のデータに追加して何度でもプログラムすることができますが、デバイスの後続の各プログラミングでは既存のデータを上書きすることはできません。 注:個々のビットは、ロジック1からロジック0にのみ変更することができますが、ロジック0からロジック1に変更することはできません。データのある1ページまたは複数のページのデータが、もはや正しくなくなっており、新しい、または更新されたデータで置き換えられて代替のページアドレスに保持されていることを示す手段も用意されています。ソフトウェアは、このページアドレスを再配置することによって、データのパッチを可能とし、スタンドアロンデータベースとしてのデバイスの柔軟性を高めることができます。出荷時に各DS2505にレーザで書き込まれた48ビットのシリアル番号は、固有の識別機能を保証しており、これによって絶対追跡を可能とします。TO-92またはTSOCパッケージは小型のエンクロージャであり、標準の組立て装置を使ってデバイスのPCBへの実装や配線を容易に行うことができます。標準アプリケーションとして、較正定数の保存、保守レコード、資産追跡管理、製品改訂状況、およびアクセスコードが挙げられます。
ドキュメント
データシート 2
信頼性データ 1
アプリケーション・ノート 2
デザイン・ノート 1
技術記事 13
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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